とあるテレサファンのグダグダ雑記ブログ

マリオカートを中心に、主にマリオのゲームが好きな者です。多くがマリオカート関連の記事になるかと思います。(内容は大したものではありません) 諸事情により、ほとんど更新できなくなります。

マリオカート8デラックスをプレイしての感想

 

2017/4/28(金)に、遂に発売された「マリオカート8デラックス」。私も店頭で予約していたものを当日に受け取りに行き、現在もハマっているところです。

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今回は、マリオカート8デラックス(以下、今作)をプレイした感想を色々と述べてみようと思います。(良かった点と欠点を両方取り上げます。)

 

☆良かった点

1 バトルモードの充実

今作の目玉は、やはりバトルモードの充実性にあると思います。マリオカート8(以下、前作)のバトルモードでは、以下のような欠点がありました。

・バトルステージがレースコースのほぼ使いまわしであった。

→試合が膠着しやすく、攻撃がある程度予測できてしまい、面白味に欠けていた。

・ふうせんを全て割られると、Wiiや7と違って、ゴースト化してそのままリタイア扱いになっていた。

→離脱者が最後までバトルを楽しむことが不可能。

・攻撃を食らった後の短時間の無敵時間が存在しなかった。

→デスコンを食らいやすく、離脱が余計に早まっていた。

・ふうせんバトルしかなかった。

→単純にボリューム不足

・アイテムの2個持ちが不可能であったこと。(レースにも言えることではあったが)

→攻防が必然的に少なくなっていた。

 

と、このように欠点だらけであった前作のバトルは、大幅にリニューアルされました。

専用のバトルコースにリニューアルされ、ふうせんバトルに加え、4種類のバトルモードが追加され、攻撃を食らった後の短時間の無敵時間が与えられ(パックンVSスパイ除く)、ふうせんバトル(ドッカンボムへいも含む)では、ふうせんを失ったとしてもしっかり復活できるようになりました。また、アイテムの2個持ちが可能になり、ステージのリニューアルもあり、どこから攻撃が来るか予測しにくいハラハラな展開を楽しめるようになりました。

前作と比較して、新たに追加されたバトルモードのうち、私的に、特に面白かったのが、「パックンVSスパイ」、「いただきシャイン」の2モードです。前者は、ケイドロのようなモード。後者は、ステージ上に1つだけ落ちているシャインを奪い合い、20カウント(チーム戦時は30カウント)経つまで逃げるモード。非常に面白いです。特に、後者は、シャインを持った1人を残りのメンバーで追い掛け回すことになり、アイテムの打ち合い合戦が必然的に行われるので、ハチャメチャな展開になるのでとてもお薦めのモードです。

もちろん、他のモードも面白いです(あつめてコインのみ、それほどバトルっぽい感じがしないが…)。これら全てがオンラインでプレイできるのは素晴らしいですね~♪

 

2 アイテム2個持ちが可能に

前作では、アイテムを使い切らないと別のアイテムを入手できず、アイテムの攻防が少なくなり、逆転が難しくなっていましたが、今作ではキノコやスターのようなパワーアップアイテムも含めて2個持ちが可能になり、逆転劇が起こりやすくなりました。マリオカートは、アイテムによる逆転が前提であることを考慮すると、とても良い変更点だと思います。

 

3 様々なバランス調整が行われている

前作に比べると、今作は、かなりバランスが良くなっているような気がします。というのも、

・キャラクター+マシンの性能が、前作から変更されているものが多い。(例えば、マリオ+スタンダード3種のカスタマイズだと、平均的なステータスに変更されているなど)

・キャラクター間の性能が前作より細かくなった。(以下、参考までに)

左から順に、重量階級→最高速度→加速→重さ→ハンドリング→曲がりやすさ→ミニターボ

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・前作は、入手アイテムは、専ら1位との距離制で決まっていたが、今作は少し順位も考慮されていると思われる。(例えば、1位とそこまで距離が離れていなくとも、キノコが普通に出たりする。)また、1位でもボムへいが手に入るようになっていたりもする。(オフラインではトリプルバナナが出現することもある)

・前作よりも、他のキャラクターにアイテムをヒットさせた時のリアクションが多くなっている(と感じました。)

・前作で問題になった、サンダ―ドリフト、ねじれドリフトが廃止されている。

・前作のオンラインのレース(レート戦)は最初の方は100㏄で、その後は基本的に150㏄ばかりであったのに対し、今作のレース(レート戦)は、レートが上がるとミラーと200㏄が登場するようになっており、前項のサンダードリフト、ねじれドリフトの廃止も相まって、重量級一択ということがなくなった(特に200㏄)。

・オンライン対戦の途中で、キャラクターやマシンを変更することが可能になった。

 

と、このように多くのバランス調整が行われているみたいです。前作よりもかなり良いゲームバランスになったのではないでしょうか。

 

4 ロード時間が全体的に少し短くなった。

 

5 全てのコースや、ゴールドマリオを除く全てのキャラクターが最初から解禁済み

 

6 画質がとても綺麗になっている。(特に、テーブルモードと携帯モード)

 

☆欠点 

1 マリオカートTVが前作よりも劣化している。

前作は、自分のナイスプレイや、印象に残ったリプレイを、YouTube上に投稿出来たり世界の人気ハイライトを好きなだけ観賞したりすることが可能であったが、今作は、自分の新着ハイライトと、メモリアルとして残したハイライトを見ることしか出来なくなっています。

また、前作はリプレイ中にマップを出すことがボタン一つで可能でしたが、今作は、設定でいじる必要があり、このマップは全画面表示の時でないと出せなくなっています。さらに、前作はレースorバトル終了の際、自分を含め、その試合に参加した人の順位表が出ていましたが、今作では自分の順位が出るだけになっています。前作に比べるとやや劣化したマリオカートTV。アップデートで修正されるかもしれませんが、もしかしたらそのままの可能性もあるかもしれません…

 

2 Miiの個性が前作よりもいっそう出なくなっている。

前作のMiiは、ヘルメット着用を強制されていたため、彼らの個性が目立たなくなっていました。しかし、今作はそれに加え、なんと、Miiが一切、表情を示さなくなっているのです。キャラクター選択画面で選択した際も、何らかのアクションをした際も、ゴール時もまさかの無表情…Miiをよく使用する方にとっては、大問題といえます。さすがにこれはアップデートで改善されると思います(汗

※追記

2017/5/18(木)のアップデートにより、この問題は解決されました。前作同様、Miiの個性豊かな表情を楽しむことが可能になりました。

 

3 チーム戦が未だに不完全(前作よりは改善されているが、Wiiのような完璧なチーム戦は不可能)

バトルのルールも増えたことで、チーム戦での試合をする機会も増えると思うのですが、味方の攻撃が一部のアイテムを除き、未だに味方のメンバーに当たる点が改善されていません。前作とは違い、トゲゾーコウラや赤コウラなどは味方メンバーが攻撃対象になることはなくなりました(前作で攻撃対象にならなかったのはサンダーのみ)が、Wiiの時のように、自分の味方チームのアイテムが、赤or青のサークルに囲まれているわけではないので、当たる可能性はあります(これにより、現在、完全なる「チーム戦」が可能なのは、ドッカン!ボムへいのみ)。この点も、何とかアップデートで改善されてほしいな~、と思います。

 

4 オンライン要素でよろしくない箇所が見られる。

バトルもデラックスになり、レースとバトル両方で充実したオンライン対戦が可能になった今作。良かった点ももちろん多いのですが、今作のオンライン対戦は以下のような問題点を抱えています。

・カスタムルールが何故か廃止されている。

・通信エラーが前作よりも起こりやすい(発売直後のゲームなのである程度は仕方ないとは思うが、それを考慮しても多いような気がする)。

・一度対戦したことがある人に合流しようとした時、合流先が満員の場合、前作は、空きが出るまでは観戦状態となり、待機することができたが、今作では、何故か強制的に退去させられる。(フレンド戦に関しては、今作でも待機が可能)

 

といった欠点を抱えているのです。私が、特に気になったのは三点目の意味不明な仕様変更。何故、今更このような仕様にしたのかが納得がいきませんでした。これは、確実に、前作の仕様に戻してほしいと願うばかりです。

※追記

2017/5/18(木)のアップデートにより、合流先が満員の場合でも、2人までは観戦状態で待機ができるようになりました。7や8と似たような仕様に戻って一安心です。

 

前作よりも高い完成度を誇る今作のマリオカート。特にバトルモードに関しては、全シリーズ中、最も遊びがいのあるモードになりましたね~。さらに、ゲームバランスも改善されており、前作よりも「マリオカートらしさ」が出ていた作品であると言えます。ただ、ちらほら欠点も見られるので、そこはアップデート等に期待するしかないでしょう。このゲームは、まだ発売されて1週間ほどですので、まだまだ改善の余地が十分にあると思います♪

そのうち、DLCの情報も欲しいところですね~